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ラクルイノヨルニ
「可燃ゴミと君の失踪」
ゴミだらけの街で 呼び続けたけど
君からの応答 途絶えたままなんだ
宇宙船に乗って とても怖いから
君の写真抱いて 好きだった曲歌って
そんな夢を見て 枕が濡れていた
それはそれとして 今日は可燃ゴミの日
僕が捨てるのは 例えばあの日とか
誰かの温もりとか もう歌えない曲とか
あとは忘れた あとは忘れた 忘れてしまった
僕らはいつでも間違って 捨てたゴミを必死に漁って
あどけない朝を探している そんな魔法に縋っている
あの宇宙の片隅で また話したいね
もう二度と会えない君へ 宛名の無い手紙を送る
君も捨てたのかい?取り戻せるかい?
太陽がまた昇り 今日は可燃ゴミの日
何を捨てたの そして何を拾うの 忘れたくないのにな
僕らはいつでも間違って 捨てたゴミを必死に漁って
あどけない朝を探している そんな魔法に縋っている
あの宇宙の片隅で また話したいね
もう二度と会えない君へ 宛名の無い手紙を送る
間違えたままでも生きたいって 泣きながら笑っていた
また朝と出会う為に 絶望とだって手を繫いだ
君からの応答はもうきっと返ってはこないから
もう二度と会えない君へ 宛名の無い手紙を送る
もう二度と会えない君を 忘れない為に歌を歌う
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