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「知りたくない」

知りたくないから 知らない振りをしよう
此処は晴れてても 何処かは雨なんだって
そうして僕は 精一杯考えるんだ
自分だけの事 僕が幸せになる為の方法

閉ざされた目蓋も 武器を持った小さな手も
もう動かない身体も それを受け入れられない誰かも
道路の隅の花束も 屋上に靴が置き去りでも
大事な人の涙も 僕は知らない

奪われた初めても 電車が止まった理由も
真夜中のサイレンも 教室の隅っこの机も
優し過ぎる言葉も そして知る君の事も
大事な人の涙も

僕は、、

灰色の世界も 色褪せてく未来図も
変わっていくあなたも 汚れ切ってしまった僕さえも

通り過ぎる人の群れは それぞれの明日を待つ
僕はまた出会えるかな あの日の様な朝に

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